●19990827 風呂ブザーを作る

 

【製作の動機】

最近、我が家で風呂に湯を流しこんだことを忘れ、1時間ほど流しっぱなしっという事件が

発生した。犯人はオーディー。

うちの風呂は風呂釜式ではなく、ガスの給湯式である。

今回の事件で消費したガスの量はかなりのものであるとともに、オーディーは炭酸ガスを無駄に

放出したことに対する罪悪感をひしひしと感じていた。

 

そんな物忘れの激しいオーディーにとって必要なものは『風呂ブザー』だ。

風呂ブザーはホームセンタに行けば数千円で売っているが、かみさんの決済がおりない。

自分でつくってみるか。


【使用したジャンク】

これはアクティブスピーカという商品名で販売されていたモノだ。

中に入っているスピーカはPCのピープ用と大して変わらない。

 

それと数年前に購入した携帯電話の充電器。すでに部品取りとしてばらしてあり、

トランスやらFETが既になくなっている。

スイッチング電源の出力をマイコンで制御しているような感じ。

 

【回路図】

ここのサイトの回路をパクらせていただいた。

オリジナルと違う点は、スピーカのドライブ能力を上げるため?にもう1段増幅させたこと。

 

【実体写真】

タダで作るのが目的だから、当然、空中配線で乾電池には直接半田付けでスイッチなんぞ当然なしだ。

この乾電池、いつになったら切れるだろうか?

 

【予期せぬ不具合】

当初、水位センサはアクティブスピーカに付属のミニジャックで代用していたが、

なんと、センサを水から揚げてもブーブー鳴ったまま止まらない。そう、電極間が接近しているため、

センサに付着した水のキレが悪いのだ。

面倒くさいが、センサを自作した。適当なピンジャックをばらした鉄片を電極とし、

電極間の距離を広げ、バスコークで固めた。

 

【使用感】

音が小さく、しかも音の周波数が低いので聞こえずらい。

ビールを飲みながらテレビなんか見ていると完全に聞こえない。しかし、そこはタダだからしょうがない。

お湯をためるときは静かにしていればよいのだ。

(周波数はR1,C1の値を変えてやれば変わるが面倒くさいからそのまま)

 

このWebをご覧の皆様は失敗作だと思うかも知れないが、C級電子工作マニア?

の私としては上出来な方だ。

 

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