●20000501 ヘッドホン修理

【連休だというのに・・・】

黄金週間がスタートした。
実家に帰省するために満員電車に乗ったり、渋滞高速道路を延々ドライブするという首都圏のお父さん方は多いのではないだろうか?

私も例外ではなくこの黄金週間は青森まで帰省する予定だったのだが、中止となってしまった。
急遽、カミさんの妹が6月下旬に結婚式を挙げることになり、出席しなければならない。更に開発ソフトウェアの納期も迫っているため、連休中はみっちり仕事をしましょうということである。

カミさんの方は、実家に孫を見せに行くのを楽しみにしていたのだが、まあ、それより5/1,2の株式相場の方が気になっている様子だ。帰省しないで家で身構えることになり、これはこれで良かったのではと思われる。

私は弘前城の桜を見ながら酒飲んで、仕事の疲れを癒すことを楽しみとしていたのだが、聞くところによると今年の弘前の桜は大変タイミングが良いらしく、今回の中止劇は殊更残念である。


私と同様に仕事などの理由でレジャーが中止になったお父さんもまた多いのではないだろうか?


今回の記事は大したネタではないのだが、2000円のヘッドホンを修理してまた再利用するというエコロジカルな話である。
このWeb参照のお父さんも何か修理してお子さんが興味を持っていただけたら幸いと思う。


【片耳が聞こえない】

オーディーの仕事はソフト開発なのだが、いつも音楽を聴きながらキーボードをバチバチ叩いている。
その音楽はMP3形式でPCのHDDに数百曲納められていて、ヘッドホンで聴いている。
そのためヘッドホンはキーボード、マウスと同様に仕事の道具でもある。
ヘッドホンはAudioTechnica製で2000円位の安物で、購入してから3年ぐらい経過するものなのだが、満足出来る音質なのでこれを使用し続けていた。

ある日、左Chが聞こえなくなってしまったので調べてみると、コードの断線であることが判明した。

コードというのは、曲げを繰り返すと中の銅線が切れてしまう。

今回の修理では切れた部分を切り捨てて、新しい部分をドライバユニットに接続する。




写真左下がドライバユニットである。

聞くところによると、ドライバユニットのダイヤフラム(スピーカのコーン紙に相当する振動板)は、薄くて堅いほど広帯域を再生出来るのだという。

試しにコイツのダイヤフラムをドライバの先で突っついて見たところ、パリパリしていて如何にも薄そうな感じだった。
しかし、突っついたせいでダイヤフラムが変に折れ曲がってしまった。音質に影響が無ければ良いが。
実はオーディーが高校生の時に、インナーイヤータイプのドライバユニットをドライバの先で突っついたところ、簡単に潰れてしまったという経験がある。とにかく薄いのだ。

断線したのは左Chであるが、左右のバランスを考えて一応両Chともコードの長さを揃え切断し、半田付けし直した。そうしないとまたすぐに別のChが断線するかもしれないからね。


そして修理は完了し、元通りの状態となった。
ダイヤフラムの折れは特に影響無いようで、私の耳では変化は感じられなかった。

こうして使用していくと、あと3年は軽く持ちそうな気がするのだ。
ココまで来るとモノに愛着が沸いてきてだんだん捨てられなくなってしまうのだが、オーディー家には意外にも古いモノが少ない。

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