● 20060501 TOTO JAPAN TOUR 2006
4月27日の名古屋公会堂でのライブを見てきました。生の音はやっぱりいいもんですね。
彼らのライブはのっけからすごい。度肝を抜かれました。最後までスリルと興奮の2時間でした。
たくさんの曲が演奏されましたが、中でもIsolationが特に気に入りました。
Bobby版のIsolationは以前から一度聴いてみたいと思っていましたので本当に感涙ものです。
声の調子ですが、年齢を感じさせる部分はありますが、Bobbyのクリアな高音が冴え渡り、会場も大ノリでした。
個人的に、歴代ボーカル中ではBobbyがお気に入りです。
公演の中程でアコースティック調の演奏スタイルに変更され、バンドのセットがステージの左に寄りました。
(私は右端席なので、エー?って思いましたが)
そこでTonyがリードボーカルを取るStop Loving Youが演奏され、非常に洒落た感じの曲に聞こえました。
彼の歌を聴くのは初めてですが、上手ですね。しかも格好いい。
新メンバーのgregですが、この人、歌が上手い。キーボードのテクは言うまでもありません。
(We are the worldのキーボード担当だったっていうのは最近知りました。)
今回のツアーではDavidの役ですが、もちろん務まっています。すっかりバンドに馴染んでいるという印象です。
ちなみにオリジナルメンバーではキーボードは2人居まして、最初はてっきりGregが昔のSteve Porcaroの役をやるのだと思っていました。
今回は曲が盛りだくさんで、選曲は私が期待していた以上でサプライズの連続でした。
ツアーではDavidが同行しておらず、オリジナルメンバーとはかけ離れていますが、そのサウンドは輝きを保っていると言えます。
確かにオリジナルメンバーのバランスは絶妙でそれがベストであるとは思うし、特に、Jeffが居ないTOTOなんて...という向きもあるでしょう。
でも、このライブを実際に聴いた限り、今の彼らの素晴らしさを充分に感じ取ることができました。
動静のあるアレンジ、メロディアスな曲、巧みかつ繊細な演奏力は昔と変わらずで、それが彼らのアイデンティティ、TOTOブランドなのだと思います。
素晴らしいライブだったので、東京か横浜のチケットをもう一つ取っとけば良かったと今更後悔しています。
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