スズキ・モレのエンジンを掛けてみる

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家にジャンクのスクーターが有る。
スズキ・モレ(FA14A)なのだが廃棄するかスクータークロス用にするか譲渡するか考えていたところ、知人が貰い受けてくれることになった。

ジャンクと言っても走らないわけでは無いので、すぐ使えるように軽く点検しようと思った。

まず、バッテリーが駄目でセルは使えないのだが、これは先方も了解済みなのでこのままとする。

次にキックでエンジンを掛けようとしたが掛からなくて、チョークを引いたが駄目だった。

プラグを外して見ると燃料で濡れていた。
このため、プラグをバーナーで炙って乾かし、燃料パイプをクランプしてキャブのガソリンを抜き、プラグを抜いた状態でスロットルを全開にしてキックを数十回連発した。
そして燃料パイプのクランプを解き、プラグをセットしてキックするもエンジンは掛からず。
プラグを外すとまだ濡れている。

濡れていてもギャップが空いていれば火花が飛ばぶはずなのだが掛からない。

もちろんチョークは引いていない状態なので大丈夫なはずなのだがなかなか掛からなかった。

しょうがないので、エアインテークにパーツクリーナーを一吹きし、キックするとエンジンが掛かりスロットルを開けると「モォー」と詰まったような音を立て数秒のうちに停止した。

更にパーツクリーナーを吹いてエンジンを掛け、回転が止まらないようにスロットルを煽ると今度は連続回転した。
スロットルを全開にすると燃料が濃いのかオイルで湿っているのかぐずったように吹けるので、エンジンが高回転まで回るようにしばらくレーシングした。その間は結構な量の煙が出たのでオイル濡れが始動不良の原因なのかなと思う。

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