2万キロをこえたので、ベルトを交換した。
スクーターのベルトは注油は要らないのでとても楽なんだけど、放っておくと切れて走れなくなるので注意は必要という訳。
交換に必要なパーツは、純正ドライブベルトのみ。
主な工具は、各種ソケット、トルクレンチ、Yホルダー、インパクトレンチ、エアダスター。
カバーを外す。
ドライブ、ドリブンともナットを外す。
ドライブ側は一応ホルダーを使ってハンドツールで外した。
ドリブンはインパクトを使う。
ベルトカスをエアダスターで念入りおそうじ。
大量のホコリが舞うので防塵マスクをしてから。と。
ベルトの摩耗具合をチェックしてみる。21.55mm。
試しに新しいベルトの幅を計ると21.85mm。大して減ってないな。
古いベルトのコグの谷の部分を調べてみる。
少しひび割れていたが、まだ使えそう。
ついでの作業として、クラッチベルの内側をペーパーでならす。
こうすることによりクラッチインの時のジャダーを減らすことが出来る。
今回、ウエイトローラー廻りは交換しないのでお掃除だけしておいた。
そして新品ベルトをセットし、ドリブン側をYホルダーで抑え込んでトルクレンチで締める。
49Nm
次、 ドライブ側を締める前にドリブン側のプーリーを手でグイっと握って広げ、ベルトを内側に落とし込んでおく。
そしてドライブ側のYホルダーで抑え込んでトルクレンチで締める。
59Nm
あとは元に戻して完了。
クラッチジャダーが出なくなった以外はあまり変化はなかった。
以上、簡単な整備レポートでした。