観測対象はRM-Z。
インジェクターはオープンコレクタ(ドレイン?)で駆動されているため、端子電圧としては非噴射時が12V、噴射時は0Vとなる。
これは電圧波形なので、噴射時に0Vを維持し(電流が流れ)た後、トランジスタがOFFになった瞬間電流が流れなくなり、インジェクター内のコイルに蓄えられていた磁気エネルギーが解放されて起電力(=L*di/dt)となり、それがスパイク状の波形となって観測される。
この電圧は電源と直列合成されるため当然ながら電源電圧よりも高い。観測時は40V以上あったと思う。
ちなみになぜこんなことをしたのかと言えば、このようにバイクから出てくる信号を収集・処理してライディングに役立つガジェットを幾つか作ろうかと思ったからなのである。
しかも既に1つ出来ているが車体に取り付けていない。
グッズを作ったは良いが車体に付ける段階になり面倒臭くなってしまったからだ。3本の線を繋ぐだけなんだけど...
週末のレースの後に取り付けてみようかと思う。
その装置は何なのか、詳細は今後のポストで明らかにする・・・予定。